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吹奏楽部入ったら男子が自分一人だった話するわ

中学1年生の時、吹奏楽部に入部すると男子はぼく一人だけでした。
話には聞いてたけど「一人くらいいるだろ、言うたかて」と思いながら入ったら本当に男子はぼくひとりだけでした。

この話題ってたまーに2chまとめで見るけど、ここに当事者がいるんで、この話させてもらいます! ちなみに2年になった時は男子が入ってきたので、男子部員1人は最初の1年に限ります。

これ吹奏楽部の話じゃん!なんでブログの方に書くの!?私とトラちゃんの出番じゃないの!?

いや、こう言ってたよ。「ぶっちゃけ、対話形式は書きにくい」って。

な、なんですってぇ~!!

ま、まあそれにこれは割と個人的な話だから。有用な情報を届けるっていうよりも。

1.入部のきっかけと入部しての実際

小学5年の時に学校の行事で鑑賞したプロのオーケストラの演奏がきっかけで吹奏楽部に入ることを決めました。余談だけど、このときいじめられてて辛い毎日でした。なので暗い人生に一筋の光が射した日でもありました。

それから時は経ち、中学校へ入学。

これはかなり性格に依存するところだと思いますが、ぼくの場合は女の子の中に男が自分だけという状況自体は特にノープロブレムでした。「だからどうした」くらいのもんです。

女子と話してるというだけで「おまえキチガイやぞ」とか言われたこともありましたけど、思春期特有の女の子と仲良くしてる自分がダサいみたいな男子の捻くれた根性はもっていませんでした。

そうはいっても、アウェイには変わりありません。ずっと一人です。誰とも話しません。かろうじておばさんの副顧問の先生が「ぼくくんとも仲良くしてあげてや」とか言ってくれたので同学年の女の子たちと会話が生まれる程度でした。

パートが決まったあたり(8月)から自然と話すことも増えましたね。同じパートの女の子もいましたし。

同学年の中にいるときは一人ですけど、先輩が可愛がってくれてたというのは大きかったです。

2.性的な意味で美味しかったんじゃないかと

体育会系の部活動に入った男友達に比べるとたぶん自分はパンチラだとか透けブラを見る機会が多かったと思います。

今この年(28)で同年代のそういうシーンに出くわしたら「ムホホッ」「ごっつあんです」「これはおいしいですな」とか思うもんですけど、当時はやっぱり無垢であり初心(ウブ)であり、ピュアなんですよね。

めっちゃ見てしまうけど、その感情を自分で処理しきれないって感じでした。とにかくめっちゃ見てしまう。

あとは、一部の先輩には自分がなきものとして扱われてるのか、平気できわどいポーズをする人もいました。中学1年坊からみた中学3年の女子ってもう完全に大人で、ホントにアダルトな世界というか、翻弄されてましたね。

ネットに転がってるようなウソかほんとか分からない「ホントにあったHな話」的なことは全然なかったけど、日常がもう美味しかったですね。今思うと。

ちなみにここまで話してると「え?それ目的で入ったの?」と思われるかもしれませんが、吹奏楽は中学、高校、大学、一般と9年間やってました。もちろん吹奏楽に魅せられて。

3.先輩が引退するときモッテモテ

ぼくの部活は3年生の引退が11月のコンサートのタイミングだったんですけど、最後は学校に帰ってきて軽い挨拶をするんですね。片づけて差し入れのお菓子なんかが配られていよいよおしまいです。

3年生は最後ということで写真とか撮りまくるんですよ。そんときはもう文字通り引っ張りだこでした。普段お世話になった先輩はもちろん、全然話したことない先輩ともツーショット撮りまくりでした。

あの色素の関係かハーフか分からないけど色白で金髪の先輩が声かけてくれたのすごい嬉しかったな・・・(遠い目)

その次の年も同じような感じでしたね。

4.吹奏楽部入ってマジでよかったと思ってる

最近の自分を振り返って思うんですけど、ぼく吹奏楽部入らなかったらマジで女の子と接点のない人生送ってたんじゃないかなって。未だに童貞だったんじゃないかって。

高校でも吹奏楽部でしたけど部員が100名を超える規模だったので、安定して異性と交流がある日常がそこにありました。

大人になって仕事が始まっちゃうと私生活で異性とかかわることがめっきり減りましたね。たまに会う高校の部活仲間とかいますけど、その子はその子で彼氏がいるし、第一そういう関係じゃないし。

最近は社交ダンス始めたおかげでかかわり自体はあるけど、そんな親しいわけでもなく組むだけです。



いや~それにしても小学5年のときにオーケストラの演奏に触発された自分の感性に感謝!

5.1個だけ・・・1個だけどうにも困ったことが

これ、後になって追記してるんですけど、一つだけ困ったことがありました。

さっきも書いたけど、ぼくの中学の吹奏楽部は11月のコンサートを最後に3年生が引退します。そのステージっていうのはまぁ所謂定期演奏会なんですが、3年にとっては最後の舞台なんですわ。

そんでね、毎年最後の曲で全員が(3年生引退の悲しさ寂しさに)号泣するのが恒例になってるんです。いや、もちろん割と涙薄い人もいるけど、でも曲が終わって緞帳が下りた後はもうすごいムードなんです。シクシクズルズルの・・・。

ぼくとしては



いや、泣かんでもええやん。



全然学校で会えるやん。





今生の別れでもないやん。





なんですけど、このなんというか・・・泣くのが美徳!!みたいな。

これだけは本当に困りました。1年のときなんて演奏しながらドライアイで泣いてるように見せようと必死でしたからね。躍起になって乾きゆく眼(マナコ)と戦ってましたよ。

今なら「なんでやねん」って泣いてる人を横目に悠々と吹くけど当時はぼくもウブなんで、「泣かなきゃ!」ってとにかく必死でした。

6.おわりに

思春期から大人になるまでずっと吹奏楽はぼくの傍にありました。それだけ力を割いてきたし思い入れも強いです。

高校では2~3割が男子部員で、その後入団した市民楽団も男性はたくさんいました(女性よりは少ないけど)。

吹奏楽に限らず音楽は性別関係なく楽しめるところが魅力の一つだと思います。今、吹奏楽部への入部を検討してて「でも男子自分だけかもしれない」という状況の方、大丈夫です!いろんな意味で美味しいし吹奏楽は楽しいです!

「女社会でやりづらい」とかも聞きますが、もう言ってしまえば本人次第です。

是非是非!

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コメント (1件)

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No.1ハーレム
こんにちは、はじめまして。ブログを読ませていただきました。
新しい音楽用語を私なりに考えてみました。
       ↓
ハーレム吹奏楽団---男が希少である吹奏楽団(小中高の吹奏楽部がまさにそう)
ハーレム合唱団---男が希少である合唱団(児童合唱団に多い)
ハーレム合奏---ハーレム吹奏楽団による合奏
ハーレム音楽団---ハーレム吹奏楽団とハーレム合唱団の総称
ハーレム演奏会(音楽祭)---ハーレム音楽団による演奏会

いかがでしょうか
2018/11/13(火) 21:24:52

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