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お客さんが増えるポスターの貼り方

コンサートの前には集客・宣伝が欠かせません。曲の練習に力が入りがちですが、そもそも聴いてくれる人がいないとそれも意味がありませんから、しっかりと宣伝したいですよね。ポスターの貼り方を工夫してながーい目で見てお客さんが増えていくような方法をご紹介します。

ポスターできたね。

ね。どこに貼ろっか?

え?決まってんじゃん。これからミッチリ働いてもらうよ(ニヤリ

え!?何させる気!?

1.地域に出向いてポスターを貼らせてもらおう

ポスターは校内はもちろんだけど、ちゃんと地域に出向いていろんな施設に頭下げて貼らせてもらおうね。

施設ってスーパーとか飲食店とかのこと?

そうだよ。クリーニング店とかリサイクルショップとか本屋とか個人商店とか家電量販店などなど・・・人が集まるところは全部だね。

ちゃんと演奏会の情報が人の目に止まるようにするのね!


お客さんが少ないのはそもそもコンサートの情報を知らないからです。ネットで広めるという手もありますが、ネットというのは自分の知りたい情報にだけアクセスできるのが強みですから、いくら情報が転がっていてもアクセスしてくる人は限られています。

それに比べて現実世界なら否が応でも情報をお届けできます。現代のこの仕組みを逆手にとってあなたのコンサートが開かれる街中にポスターを張って貼って貼りまくりましょう!もちろん人の気に留まるようにたくさん貼ることが大事です。吹奏楽部の強み、人海戦術を生かしましょう。


2.貼れない施設と注意点

人の集まるところはどんどん狙っていっていいけど、断られる施設もあるんだ。まず交番はダメ。大型のチェーン店なんかも断られることがあるよ。「本部に電話してみます」とか言って過去に断られたし。

警察署はわかるけど。。。そうなんだ。でも行ってみるしかないわね。断られたらそれはそれで次に行くとして。

そうそう。そういう情報やノウハウは部内で蓄積していけばいいから。一度行ってみてダメだったら『ポスター断られるリスト』に追加してみんなで効率よく街を回れるように出来るといいね。

なるほど!貼らせてもらうってことは剥がすのも忘れちゃいけないね。


ポスターの貼付を断られるところはできるだけ把握しておきましょう。分からないところは一度頼んでみて断られたらそれだけで済みます。貼付依頼時の注意点やノウハウは部内で蓄積・共有して地域といい関係を作れるようにやってみてください。

コンサートが終わったら剥がすのも忘れないように!いつまでもポスターが残ってると印象が良くないです。


3.シミュレーション

これさえ実践できたらお客さんはどんどん増えていくよ。時間はかかるかもしれないけどね。年単位で★

ちょっと待ってちょっと待って!やり方は分かったけど、その、言い方というか頼み方というか・・・どうやればいいの?

じゃあちょっと二人でシミュレーションしてみようか。ルカちゃん、持ち物は?

はい!ポスターとセロテープです!服装は制服です!

いらっしゃいませー。

あ、あの。○○中学校吹奏楽部の○○と申します。今、お時間よろしいですか?

あらやだー!可愛いお嬢ちゃんね(はあと)

え、えっと・・・今度、演奏会をさせて頂くんですけど、その宣伝にご協力頂きたくて参りました。(ポスターを広げながら)こちらのポスターを貼っていただけないでしょうか?

まー素敵なポスター!そそる~♪いいわよ。いつ?いつなの?

あ、ありがとうございます!来月の25日です


・・・とかなんとか会話しながら貼らせてもらいます。この時、貼らせてもらうパターンとポスターだけ渡してあとはお店の人がやっておいてくれるパターンがありますが、そこは臨機応変に対応しましょう。

「終わったら剥がしに来ます」も忘れないように!お店の人が「こっちで剥がしておくからいいよ」と言ってくれることもありますが、チェックには来ましょうね。


4.おわりに

実はこのポスターを貼るために街に繰り出すっていうのは知られざるある大きなメリットがあるんだけど、それはまた今度にするよ。

え?今言いなさいよ。

いや、もう『おわりに』にきちゃったし。それより、演奏会を重ねるごとにお客さんが増えていくのが楽しみで仕方ないよ。そのうち、「あのトランペット・・・素敵!」って言ってもらえるかも!

あんたは楽器なんだから注目は浴びないわよ!


コンサートのお客さんが増えるにはまず演奏会の存在を知ってもらうことが大切です。最初のうちはうまくいきませんが、たくさんたくさんポスターを貼ってどんな情報が載っているのか気にしてもらえるところまでいきましょう。

コンサートに向けて演奏の練習だけするのはもうおしまいです!会場を埋め尽くすたくさんのお客さんが演奏を聴いてくれる快感に出会うために新しい扉を開けよう!


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