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課題曲を好きになる方法3つ

演奏する課題曲が好きになれなかったり、そもそも5曲のうちどれも好感を持てなかったりするとそういう気持ちは演奏に現れてしまいます。中高生は特に。どうせ演奏するなら曲に対して肯定的な想いをもって演奏できる方がよい演奏になります。

ので!この記事では課題曲を好きになる方法をご紹介します!大好きな課題曲とひと夏を過ごしていい思い出にしちゃいなYO!('◇')ゞ

ルカちゃん、課題曲の練習は捗ってる?

捗るもなにもな~。私のやりたかった曲じゃないし、イマイチ気乗りしないよ。

(またこの子は・・・)じゃあ気乗りしないまま本番を迎えるの?

ん~それもなぁ。。。部内でデモ起こそうかな。

ちょちょちょ!ダメだってば!

1.何度も何度も聴く

デモなんて起こさないでさ、決まったものを好きになる努力をしてみようよ。

でも好きになるって難しいよ?クラスのオタク男子好きになれると思う?100%無理!

いや、でもこんな言葉知ってる?『単純接触の原理』

たしか何度も接触してたらだんだん親密度が増すってやつだっけ?

そうそう、知ってるじゃん。これ対人関係で用いられる言葉だけど、課題曲も何度も聴いてみてよ。

じゃあ聴いてみよっかな。一日何回くらい聴くのがいいかなぁ?

お♪いいねぇ。まず朝起きて1回、通学中に1回、1時間目の休み時間に1回、2時間目の休み時間に1回、3時間目の・・・

細かいわ!休み時間は友達と過ごすんだから!


休み時間はジョークですが聴けるときや気分が向くときは聴くようにしましょう。基本は連盟から出ている参考演奏になると思いますが、ほかに音源があればなんでもいいと思います。

ひとつの演奏を何度も聴きすぎることで無意識のうちにその演奏を目指してしまうなんて弊害もあり得ますから、その辺りは注意してください。


2.自分以外のパートも吹いてみる

わたしこの曲やるならオーボエのソロが吹きたいな~。

じゃあ吹けばいいじゃん?

え!?本番でも吹いていいの?

いいわけないよ( 一一)練習の時だけお遊びとして吹くんだよ。曲の旨味は全部吸い出さないとね!なにも自分のパート以外練習しちゃいけないなんて決まりはないしそういうことをした方が楽しいでしょ?

確かに!正直自分の担当部分の練習ばっかしてると気分転換したくなったりするんだよね~。他パートのソロしたっていいじゃんね。

ルカちゃん!オーボエのソロを極めたら先生から「もうそこはお前が吹け!」って言われるんじゃない?ウププ( *´艸`)

言われないよ!てかルール的にアウトでしょ!それにオーボエの子とも険悪になっちゃうよ!


無理にすることはありませんが、自分以外のパートも吹くのオススメです(練習まではしなくていいですけどね(*^_^*))。結構楽しいものですよ。

コンクール明確なルールがありますから舞台上ではやっちゃいけないでしょうけど、コンサート他の舞台ではそうやって演奏の調整を図ることもあります。

ですから、スコアをみて他パートの楽譜もさらっと吹ける習慣をつけておくと音楽がもっと楽しくなりますしスキル向上にもなります♪


3.歌詞を作って歌ってみる

ここまでやったら好きになってると思うけど、どう?

うん。最初みたいな抵抗感はなくなったよね。もう心配要らないよ。

いや、もう一個いいのがあるんだ。歌詞をつけて歌ってみてよ。

ふぇっ!?歌詞!?作詞するの!?

そうだよ。こういうアプローチっていつからあるのか分かんないけど、やってる団体もあるんだよ。

それホントなの?

うん。2009年度に『コミカル★パレード』って曲があったんだけど、習志野高校がこれに歌詞つけてたね。本番でも口が動いてたし、後日のバンドジャーナルに歌詞も掲載されたんだ。このときに有名になったのかな。

へぇ~!すごい・・・!

けど歌詞をつけるなんて結構高いハードルね。


歌詞!つけてみましょう!自分が休符のときは口ずさんだり、本番でも口パクで歌ったり・・・これをやると本当に楽しくなるんですよね!

習志野高校の奏者が口を動かしてる様子はJapan'sBestのDVDにも収録されていましたがとっても楽しそうでした。課題曲を味わい尽くすためにも実践してみてください。
・・・味わい尽くせるほどの課題曲なのかって議論はおいておきましょう。。。


4.おわりに

毎日吹いてたら嫌でも思い入れが強くなっちゃうよね。ぼくもあの頃吹いた課題曲はどれも大好きだよ。

へぇ~それってどれくらい好きなの?

ん~・・・課題曲とお母さん、どっちかしか救えない状況だったら迷わず課題曲を救うくらいだね。

そこはお母さんにしなさいよ!ってかどんな状況だ!


コンクールに向けて毎日練習してたら嫌いにはならないと思いますけど、もっともっと課題曲を知り尽くして味わい尽くして親密になるにはいろんなアプローチがあるので、参考にしてください。本番の舞台でいい演奏ができますように!


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