28歳 男 社交ダンス始めました。
今で始めてから2カ月くらい経ちます。ダンサーとしてはまだまだ駆け出しです。ここで「ダンサーとして」とか言っちゃッてる自分が恥ずかしいくらいまだ「社交ダンス」の最初の「し」の字も分かってないような感じです。
でも日本のどこかにいる
「おれ、社交ダンスやってみてーな」
と少しでも思ってる28歳男児のためにこの2カ月の所感をまとめます。

なになに~今日は吹奏楽の話じゃないの?

このサイトの管理人が社交ダンス始めたらしいよ。

しゃこう・・・だんす・・・。

吹奏楽は?

「またいつか戻ってくる」って言ってたよ。

いつかってさぁ・・・

プレイヤーとしては既に5年くらい離れてるじゃん!
1.始めようと思ったきっかけ
社交ダンス始めました。
きっかけとしてはまずひとつ前々から興味があった、というのがあります。
今から遡ることおよそ20年、アラサー以上の方はわかると思いますが、「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」という番組があってその中に「芸能人社交ダンス部」って企画があったんですよね。
その頃からなんなーく「いいな」、「かっこいいな」という思いはありました。
ただ、当時はそう思うだけで自分もやってみたい!と親に訴えることもなく、時が過ぎました。(まぁ地元は田舎なので近くに習える教室があったかどうかも分かりません)
それからは吹奏楽との出会いがあり、およそ10年はわき目もふらず吹奏楽一本でした。特に高校のときなんかは部活のために生きてましたね。バカみたいに。
そしてそして、大人になったんですが、ひょんなことをきっかけにバトントワリングやチアリーディングを見るのが好きになりました。
あぁいう芸術競技をみてると「おれもやりたい!」って思うんですが、どちらも今から始めるにはハードルが高いです。(20代という若い時分を考慮しても)
まず、バトントワリングはその団体自体が少ないです。通える範囲にあるのは限られているしそもそもド素人が受け入れてもらえるかという問題もあります。それから大会とかで見たところ吹奏楽以上に男女比に偏りがありますね。女性>男性です。(そこはいいんですけどね)
ただ、男性選手もめちゃくちゃカッコいいんですよ~~。チックショ~(゚д゚)!
・・・、とまぁド素人の身分で団体に入っていくことに恐れをおぼえ、特に行動することなくこちらは断念しました。
チアリーディングの方ですが、こちらは競技の性質から言っても軽い人が上に上げられてその他は支えになります。見てきた範囲では男女混合でやる場合、男性は当然下のポジションです。
で、その男性選手たちが全員筋肉ガチムチなんですよ。もうガッチガチのムッチムチ。片手で女性を天に掲げた掌に直立させてましたからね。
「あんなん一生かかっても無理」って思いました。
でもあの手の芸術競技はやってみたい。。。
そこで記憶の片隅から顔を出したのが社交ダンスの存在です。
社交ダンスは突如思い出したというより、アニメ「ボールルームへようこそ」を見ていた都合でそのとき(数年前)から「あーやっぱやりてーなー」と思い始めてました。
そして、ちょうどその頃は割と時間のある日常を過ごしていたので、思い切って近場のダンス教室に体験レッスンを受けることにしたのでした。

やりたかったことについに着手できたんだね~。

でもさ、なんで吹奏楽から離れちゃってんのよ?

「合奏中の暇な時間に耐えられない」って言ってたよ。

ナナナ、ナンダソレ~
2.始めてみての感想
実際に始めてみての感想ですが、一言でいうと
「こんな世界があったんだな」
という感じです。あーあとは楽しいです、バチクソ楽しいです。ダンスの種別っていくつもあるんですけど、今はひとつずつ足形を習っています。日によっては同じく初心者の女性もいたりするので、一緒に組ませてもらって踊っています。
「こんな世界があったんだな」っていうのはそこなんですよ。これ、後で詳しく話すかもしれませんが、ぼく今28歳彼女なしです。
将来的には結婚もしたいけど、まだまだ緩く構えてます。で、今日会ったばかりの異性の方と組みあって踊るっていうのがなんとも不思議。「社交ダンス」なんだから当然っちゃ当然だけどそれまでの自分の生活にはあり得なかった出来事なので、すごく新鮮に感じてます。
別にいやらしい思いがあるとかではないですけど、この「出会いがない出会いがない」と言ってるご時世に会って数分で一緒に踊る、お互いに異性と踊ることを前提にここにきてる、という現実があるのはなんだか異性に対する認識が改まる感じでしたね。
というのは仕事以外で女性との接点があまりない日常を送ってるとだんだん女性が神格化されていくきらいがあるんですよ。でもそういうのが一気に取っ払われました。
「世界広がった」って感じますね。あんまりこういうこと思わないんですけど「なんでもっと早く始めなかったんだろう」って思いました。
ダンスの中身に関して語るのはまだまだおこがましいですが、今まで習った中ではワルツが好きです。というかワルツはダンス関係なしに音楽が好きなので、それもあって好きです。

神格化って・・・あのー・・・

この人は●●●●なの?

え?なに?聞こえないよ。

いやだからさー・・・ど●●いなの?

え?なんだって?

もー。。。・・・童貞なの?

な、ななななななんなわけないじゃん!!

(あっ)
3.出会いとか期待してる人に言えること
これからやりたいなって人で独身の方は少なからず脳裏によぎると思います。
「出会いとかあるのかな」と。
結論から言うと出会い自体はありますね。いや、出会いがあるというよりは「女性がいる」って感じ。ただそれだけですわね。文字通り「社交の場」なので。
ただ当然既婚の方もいますし、それだけの動機では続かないと思います。
私が行ってるところは男女比で言うと女性の方が多いです。
若い方から若くない方まで様々です。
「社交ダンス」という共通の趣味で知り合ったこれまで関わらなかったタイプの人とお話しできる機会にもなるので、興味のある方は始めてみてはどうかなと思います。
ぼくの中でちょっと意外だったのが、習い始めて最初のころから女性の手を握るのになんのドキドキもなかったことですね。そこにいるとそれが普通という感じです。もっと「欧米か!」みたいなノリで「童貞か!」って自分に言いたくなるくらいドギマギするものかと思ってましたが、全然そんなことはなかったです。

へ~、楽しそうでいいね。

ルカちゃんもやってみる?

ん~私はまだトランペットやってたいしな~。

あ、でもいつかはやってみたい!

またひとつ楽しみが増えたね。
4.おわりに
社交ダンス始めました、という話でした。普段なかなか体を動かす機会がないので、始めてよかったです。ながーーく続けていきたいと思います。
純粋に楽しい。
もうトランペットはいいかな・・・。

おいおいおいおい!!!それはダメ!!