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全然練習しない奴をどうにかする方法

読了:約4分

対象:パートリーダーの方、練習しない奴に困ってる方

真面目に練習しない人って吹奏楽部に限らずどこにでもいると思いますが、そういう人がいると周りの士気が下がりますし、悪影響ですよね。どうにかしないと日々の活動がストレスな上に最終的には演奏を聴いてくださるお客さんにも迷惑がかかります。私自身の経験からもロクに練習しない奴に練習させる/やる気にさせる方法を考えたので是非参考にしてみてください。

もー腹立つなあ!ヽ(`Д´)ノプンプン!!

ありゃ珍しい・・・オコなの?

激おこぷんぷんマルチーズだよ!

チーズはいらないよ。どうしたの?

ルカちゃんも見てたでしょ!?どうしてアイツ等ちゃんと練習しないんだよ!みんなに迷惑かかってるって誰かがちゃんと言わなきゃダメだよ!

うーん。。。それね、私も頭を抱えてはいるんだけど。。。

正面から注意

はい。じゃあどうやって真面目に練習させるかっていう話だけどまずは正攻法だね。正面切って注意してみよう。

ダメだよそれ。そんなので直ったらこんなページに来てないよ。

およ?大便するねぇ。どうだったの?

代弁ね代弁。・・・注意したときはちゃんとするんだけどね、ちょっと目を離したら友達とか他の部の子と話したりでさ、根本的には変わらないよ。

ほう・・・じゃあ次いこうか。

(あれ?何かアドバイスくれるんじゃないの?)

今練習しない奴に絶賛悩まされ中の画面の前のあなた!正面から注意するという方法はもう試したと思います。ズバリ、ダメだったでしょう。私も現役の頃そうでした。やはり、戦略を立てないといけないところですね。次行ってみYO!

泣き落とし作戦

泣き落とし作戦は?

なによそれ。タイトルからしてイマイチなんだけど。

「なんでちゃんとやってくれないの?」って泣くんだよ。そうしたら他のパートの子たちも気付いてくれてちょっと大事になって問題が顕在化するじゃん。

う~ん・・・。問題が顕在化するっていうのは採用したいんだけどそれ、やってることが合唱コンクール前の女子と一緒だよ。

え?あの学校行事のクラスごとに歌うたうやつだよね?そんなことする女子いるっけ?

いやいやいるじゃん!リーダー的なポジションの子が男子に注意するものの終いには泣いちゃうみたいな。あれ見た男子どう思うと思う?「コイツ重っ!」よ。

つまりルカちゃん、泣き落とし作戦は通用しないと?

そうだよ。だいたい性格悪いんだよ。アイツ等は!なにが「重っ!」よ

(自分で言ったんじゃ。。。)

泣き落としもダメみたいです。そんなことしたらこっちがばかばかしくなりますよね。でもでも、個人やパート単位で起こっている問題がクラブ全体に迷惑をかけることならそれを顕在化するというのは非常に重要なポイントです。まずはそういう困ったちゃんの存在を共通認識として部内で把握しましょう。幹部の人間が把握しているだけでもあなたの心が軽くなりますし、光が見えてくるものです。

顧問が死ぬほど怖いと・・・

そういえばさ、僕が高校のころはロクに練習しない人ってほぼいなかったんだよね。どうしてだと思う?正解は顧問の先生が死ぬほど怖かったんだ!

考える時間なしかい。怖いと練習するの?

怖いっていうか、合奏で怒鳴られまくったよね。一人やパートで何回も吹かされたりとか最悪合奏を追い出されたりとかしたから、そんなことになりたくない!って思いがみんなを練習へと駆り立ててたよ。もちろんほとんどの人は普通に練習にするんだけどね。

ん~。。。悪くないけど空気悪くならない?

それはさじ加減次第かな。先生じゃなくても怖い先輩がいたらさ「練習しないと怒られて嫌な気持ちになる」ってなるでしょ。動機はイマイチでもいい演奏には通じてるから今よりはマシだよ。

なるほどね。でも私のとこの顧問「ド」が付くほど温厚なんだけど。

じゃあ3年の中から一番圧力のある人をオーディションで選抜だね。

なにその不名誉なオーディション・・・!

怖いのは顧問の先生に限らなくてもいいですが、真面目にやらなかったことであとで痛い目にあう、というのは効果的です。実際に人間の行動原理の中には「怒られたくないから/嫌われたくないからやる」というのがたくさんあります。ネガティブな動機はあまりよくないですが、方法論の一つとして恐怖を使うという手もある、程度に頭に入れておくといつか役に立つ日がくるかもしれません。次はもう少し現実的で実践的な方法を紹介します。

下手を分からせる

そもそもなんでちゃんと練習してくれない人に困るかっていうと、実際に演奏で迷惑したり全体の士気が下がったり後輩に悪影響だったりするからなんだよね。だったらそこを逆手に取る方法がいいと思うんだ。
カウンセリングなんかではよく言われる話なんだけど、組織や団体・家族の中の困った人ってその組織をこれからいい方向にもっていくための鍵だったりするんだよ。何か大切なことを教えてくれる存在なんだ。もう少し言うと、そういう存在を生んでしまっているのはちゃんと真面目にやってる人たちでもあるんだよ。

大切なこと!?アンタも愚痴ってたクセにどの口が言うんだか・・・。なんで私たちのせいみたいになってんのよ。もう少し分かりやすく教えなさいよ。

例えばさ、練習しない奴には「あなたのせいでこっちは迷惑してる」っていうのを分からせたい訳だよ。だったらできるメンバーでしっかり音程や音色、吹き方をそろえて一致団結していくんだ。そうするといつの日かその不真面目ちゃんだけ浮く日が来るから、そうなると本人もなにか感じざるを得ないよね。その時は必死になって練習するのか辞めてしまうのかはわからないけど。

うーん。。。いい方法だけど長期戦ね。もっと即効性のあるやつないの?

即効性ねぇ・・・。2004年にさ、とある番組の吹奏楽部特集で大阪の淀川工科高校が取り上げられてたんだけど、そこではパート練習をしてなかったんだよね。個人練習の次は合奏で、「他人に寄りかかるな」って方針があったんだ。

お?それどうよ?部員同士でおしゃべりしちゃう人には効果的ね。・・・いやでもなぁ~、私のクラブでいきなりそんなのを実践してもダメな気がする。。。

それはそうだよね。やっぱり全員に上達したい!っていう雰囲気があって初めて成立するものだと思う。ただ、これはひとつの例として真面目にやらない人にもしっかり練習させるような仕組みづくりや練習方法を考えるっていうのは大事だよ。だからさっき挙げた、まずは問題をみんなで把握するっていうのをクリアした上で次のステップとして実践してほしいな。

結局自分たちで考えるしかないの?もっと全国共通で全然練習しない奴にちゃんとやらせる方法ってないの?

ダイエットなんかと一緒で部活の体質によってどういうアプローチをするかっていうのは変わってくるもんなんだよ。
・・・でも実はひとつだけいい方法があるんだな~(ニヤリ

最初からそれを教えなさいよ!

練習法を考えてみるのもいいでしょう。例に挙げたパート練習をなくしてみる、というような今まででは思いもつかなかったことを実践してみていい方法を模索してみるのがオススメです。あなたのクラブに合う方法が見つかるまでは時間がかかるかもしれませんが、腰を据えていろいろ考えてみてください!
私が高校の頃、実践には至らなかったけど混合パート練習をしてみてはどうか、という話がありました。楽器が違うもの同士でも一緒にできる基礎練習を少人数ですることで、合奏よりも小さい単位で音色のブレンドを楽しむことができ、他パートの雰囲気ややり方を部員一人一人が感じることができる、という目的/メリットですね。上の人間だけで会議するのもいいですが、いっそ部員たちに肌で感じてもらうというのも有効かと思います。参考にしてみて下さい。

感動体験

ここまでの方法はね、恐怖という武器を持って尻を叩いてみたり、練習法や仕組みを改善するっていうのでどれも結局本人たちの意志はそのままなんだよね。

うんうん。環境を変えてちゃんと練習するように仕向けるっていうやり口だもんね。

そうそう、でも一番の理想形は自分の意志で練習したい!うまくなりたい!って思わせることだよね。

そうだよ、みんながそう思ってたら妙な厳しさとか怖さなんていらないからね。

そこでだよ!近くの名だたる学校の演奏会を聴きに行ってほしいんだ。できたら演奏会の評判が良くてレベルが高いところね。演奏が上手、よりも演奏会そのものが楽しいプログラムになってるところがいいと思う。それを目の当たりにして楽しかったり感動したりするとさ、「自分たちがやってることはお客さんをこんな気持ちにできるんだ」って思うと思うんだよ。そうなると自発的に練習に励んだりするからさ。みんなで聴きに行くといいよ、いい刺激になるから。

確かにそういう風にもっていけたら変わっていくだろうね。そんな刺激になるような団体が近場にあるか、いいタイミングでコンサートをやってるかって問題もあるけど一考の余地ありだわ。

「練習を真面目にやらない奴がいる」っていうのはかなり低次元な悩みだと思う。井の中の蛙というか、狭い世界で苦しんでるよね。だからこそ、外の世界に目を向けていろいろ学んだり刺激を求めていくことが大切なんだ。

うん。今度先生に言ってみるよ。プライベートで行くようにするとどうせ行かないだろうから部活動の一環として聴きに行けないか聞いてみるわ。

内々でいろいろやってもダメな時は外に助けを求めてみましょう。コンサートで感動して気分が変わるならそれもよしですが、これをきっかけに合同練習の機会が持てたり、情報交換ができるとなおよしですね。解決の糸口に繋がるでしょう。真面目に練習しない人はその人なりに何か言い分があるかもしれませんから、時には優しい気持ちになって耳を傾けてあげてください。

本当にいい演奏っていうのは何日も経ってからも急に心の中に浮上してきたりしていつまでも心に残るものです。そんなのに出会えるといいですね。

おわり

いろいろ紹介しておいて最後にこんなことを言うのはなんなんだけどさ、2:6:2の法則って知ってる?

ん?聞いたこともないわね。。。

人間が集団を構成すると『優秀な人が2割、普通の人が6割、足引っ張る奴が2割』に別れやすいって法則なんだ。これはどこでも起こりうることだから毎年全国大会に出てくるような団体でもきっと起こってるんだよね。

でもうちとは全然違うよ。

それはね、きっと『普通』の水準が圧倒的に高いんだよ。もっと高いレベルで起こってるから『練習をしない人』なんていうのは出てこないの。8割の人に感化されてしっかり練習はするし音楽のすばらしさの恩恵も受けてる。だから真面目に練習しないなんてことにはならないんだよね。

う~ん。。。なんか難しくなってきたけど、要するに私たちも頑張れってことね。

いろいろ言ってしまいましたが、どこかにヒントを感じ取ってほしいと思います。不真面目な奴に時間を割くのは勿体ない気もしますが、その人の存在を逆手にとって全体のレベル向上につなげていきたいですね。この記事を作成してて思ったんですが、やはり顧問の先生の存在は重要だと思います。同級生に注意されるのとはわけが違いますから、先生が乗り気でないなら先生もうまく活用するつもりで策を練ってみたください。
今抱えてるこの不真面目ちゃん問題を解決したころにはあなたの団体は次のステップにアップしていると思います。その時にはまた何か苦しいことがあるかもしれませんが、この繰り返しの中で楽器の腕が磨かれ、部員間の親睦が深まり、いい演奏をできるようになる・・・かと思ったら3年生は卒部する、っていうのが一連の流れですよね。私はそんな風に感じてます。頑張ってください。

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