Suipedia♪~とらおとルカのおしゃべり広場~

記事一覧 > クラブ運営 > その他 > 同輩にやんわり注意する方法

同輩にやんわり注意する方法

後輩に注意するのは簡単だけど同輩にはできない!「(同輩のクセに・・・)」とか思われて険悪なムードになったら嫌ですよね。そんな方の為に注意するときのポイントをお伝えします。

ねぇねぇ、ちょっと困ってるんだけど。

およ?またハイトーンがうまく吹けないとか?

違うよ、同じ代の子にちょっと不真面目な子がいるんだけど注意したら噛みついてきそうなんだよね。

うまく注意したり促す方法ってないかな?

あるよ。

1.注意じゃなくて提案・依頼

部活動でも学級でもだけど、妙に不真面目な子とかやけにプライドが高い子とか周りのみんなが手を焼く子っているんだよね。
で、なにか注意したら関係がこじれそうでめんどくさくなりそうだからいっそ放置してしまいたい・・・でも自分の立場もあるし注意しないわけにもいかない。この両面からの板挟みが辛い・・・と、そういうことだよね?ルカちゃん。

よく分かってんじゃん!早くどうにかする方法を教えてよ!

うん。やっぱりね、もういっそ注意しないのがいいよ。

それはダメ!そういう子を野放しにしたら部活動が乱れちゃうし周りに嫌な気持ちになる子も出てきちゃうよ。

まぁ聞いてよ。注意じゃなくて提案するっていうのはどう?注意っていうのは「~~しなさい」とか「それはやめなさい」っていう言葉でしょ?こういうのって人をコントロールしようとするニュアンスが含まれちゃうんだ。そして他人にコントロールされるのは気持ち悪いという人間心理があるから真っ向からの注意はかえって逆効果なんだよね。

ほう。。。ということは?「~~して!」「~~はダメ!」っていうより「~~した方がよくない?」とか「~~してくれない?」とかなの?

うん。注意っていうより提案や頼み事の形にして、相手を立ててあげるんだよ。僕は逆に蔑まれたいんだけどね。

ドMアピールはいらないよ!


うまく注意できないときは提案や依頼と考えて言い方やその時の雰囲気に気を付けてみてください。「あなたは間違ってないんだけど、こういうのはどう?」というニュアンスですね。

実際には「めんどくさいな」と思う人もいるかもしれませんが、そういう気配りが人間関係を円滑にし、組織全体の結束力を高めることに繋がります。
相手を立ててみて、それがダメなら蔑んでみましょう、あ、嘘です(;´Д`)やんわり言ってみてください。


2.トゲのある子は活性化の鍵

こういうさ、ちょっと困った子がいると今のルカちゃんみたいに頭を悩まされるけど実はそういうのって決して邪険に扱ったらいけないんだよ。

げ!?そうなの!?

あんまり手を焼くと「いっそ辞めてくれた方が楽だけど・・・」なんて思っちゃうよ。

ま、それも分かるけどね。大人数の団体や組織が活動するとなにかしら問題を抱えてしまうものなんだ。
吹奏楽部でいうと技術が向上しないとかムードが険悪とか逆になぁなぁになってるとか新入部員が毎年少ないとか特定の人物が権力を握ってるとかいろいろあるよね。

ふむふむ。で?何が言いたいの?

こういう時に「面倒な子がいる」っていうのは問題がはっきりと顕在化してるんだ。その子に問題が集約されてるよね。で、この問題に対してあれやこれや考えてるルカちゃんや他の子たちは成長するチャンスでもあるから部活動全体の向上につながる。

つまり、面倒な子のおかげでみんなは強くなれる!いろいろ模索するうちに面倒な子の扱い方が判明する!面倒じゃなくなる!部内の雰囲気が良くなる!みんな楽器が上達する!コンクールで金賞獲れる!代表なれる!全国出られる!みたいな?いいこと尽くしが待ってるよ。

途中からただの夢物語になってるけど・・・

とにかく邪険にせずに取り組めってことね。


個人の問題も組織の問題と捉えてみましょう。そういう考え方は自分自身を強くしますし後の人生にも役立つときがきっとあります。組織の問題として捉えるということは自分一人で抱え込まないとも言い換えられますから、誰かと情報共有してみんなで当たっていきましょう。注意しにくい人がいても自分一人でストレスを抱え込まない、という点を大事にしてみて下さい。


3.おわりに

トゲトゲしい人っていうのは一体何なんだろね。これがツンデレとかならまだ可愛いんだけど・・・

ツンしかない人は困るよね。

そこはデレを引き出したいね。やっぱりこっちが下手に出ることじゃない?「もっと踏んでください」みたいな。

いやドMアピールはいらないよ!


注意しにくい同輩がいる場合は

・言い方/伝え方
・その子に対する考え方


を上記で紹介したようなものに変えてみてください。

同輩ということは謂わば友達でしょうからあまりかしこまったり過度な気遣いは不要かもしれませんが、また違う場面でも生かせる考え方だと思いますので、頭の片隅にでもおいておいてください★


このエントリーをはてなブックマークに追加

こんな記事もあります。

コメント (0件)

お名前
メッセージ

コメント欄