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個人が外部ライターを使ってwebサイトをやるのは難しい

webサイトを作ったり、アフィリエイトやったりする中で、こんなことを言う人がいます。

「記事はライターを雇って書いてもらいましょう」

「外部に任せたら楽ですよ」

と。

でもあまり有効な手じゃない、というのがやってみた感想なんですよ。

それでも、これからやってみたいという方もいるでしょうから私の失敗談や依頼時の注意点等を紹介します。

1.外部ライターにお願いして作ったサイトはこちら

1-1.おことわり

これ、最初に断っておきたいんですけど、この後の文章の流れで行くと実際に頼んだライターさんを批判するような物言いも出てくるかもしれないんですね。

でも、そこはご容赦願いたいです。みなさんお世話になりましたし、継続して頼んでいる方もいます。

1-2.作ってみたサイトはこちら

で、実際に記事作りをアウトソーシングして作ったサイトがこちらです。

2018年の3月に公開しましたが、今時点で月当たり16,000pv程度です。

吹奏楽知らない人のために簡単に説明しておくと、吹奏楽には木管、金管、弦楽器、打楽器のいろんなパートがあるんですが、全パートの情報を網羅したサイトを作りたい、というのが私のずっと前からの目標だったんですね。

ただ、一人では到底無理なのでたどり着いたのが、各パートに詳しい方に記事を書いてもらう、というやり方でした。

ライターさんに頼んだ総額は10万~くらいいってますね。

2.実際にやった頼み方、ライターの探し方

クラウド経由のアウトソーシングっていくつかサービスがありますが、私が使用したのは「クラウドワークス」です。

ここで案件を立ち上げ、「やりたい!」と言ってくれる人を待ちます。

仕事を探してる人がごった返してる中でも楽器をやっていた人というのは少数です。ですので、連絡があってもたいてい1~2人なんですね。

で、ある程度楽器歴やライター歴を確認して納期、報酬額の合意が得られたら契約にGOしちゃいます。

このとき、私はある程度大丈夫そうなら楽観的にGoサインを出していました。というのもまた人を探すのが面倒なんですね。

3.文章力や国語力、意識が低い人に当たると悲惨

出来ればそのライターさんが過去に書いた記事や文章に目を通せるといいのですが、そこまでしなかったです。今思うと大きな反省。

とはいえ、契約は博打ではないので初回の案件は安めの報酬額を設定していました。(1記事2000円とか)

納品をまって、読んでみると衝撃を受けることがあります。

それが文章力のなさです。

これ、決して私はいい文章を書けてる!って言いたいわけではないんですが、それでも実績としては私が文章を書き、記事を増やし、広告を載せてきたサイトで7年がかりで30万ほどは稼いできました。それはある程度の人が文章を読んでくれている、読んでもらうに足る文章と言っていいでしょう。

文章力のなさは言い回しがくどかったり、文法が誤っていたり、同じ文章の終わりが続いたり、様々です。

あとしょうもない誤字脱字衍字にはメチャクチャ腹立ちますね。おまえが趣味で書いた文章を読まされるわけちゃうねんと。こっちは金払ってるねんと。

たぶんですけど、ロクに読み返してないと思うんですよね。webライターって言葉を扱うから舐められてるところあると思うんです。誰でもできますしね。日本語なんて生まれたときから慣れ親しんできたし。

読みにくい文章が書けちゃうってことは普段から文章に対する意識が低いんでしょう。

今、ライターを目指してる人。ここ重要です。なんでもいいから文章を読むとき

「私だったらこの言葉は使わない」

「私だったらこんなたとえを使う」

「私だったらこれを先に持ってくる」

などなど、文章に対して校正する癖をつけておいた方がいいです。これができない人に頼んでしまうと、程度の低い文章を読まされることになります。

4.モチベーションが下がった原因

ここ最近はライターさんに依頼することが減ってきたんですが、先ほどの通り質の低い納品物は検収に時間がかかりコスパが悪い、というのがあります。というかこれが8割くらい締めていますね。

誰かに頼むってことはその人の人件費だけじゃなくそれを検収する人間、つまりは自分の人件費も同時にかかるんですよ。でもそれってタダですからね。無料。

他人が書いた文章を読むのが結構しんどいと思うようになった、というのがあります。

というのも、こっちは純粋な読み手としては読みませんから。粗さがししますからね。

だからいちいちストレスを感じてしまうんです。まあそこは感じないように自己マネジメントしなさいって話なんですが。

あと、ライターさんがwebライティングに慣れているか、webライティングの文脈を理解しているか、も重要です。

特に文章間の幅(margin)やスマホ表示/PC表示それぞれの可読性に耐えうるかという視点はもっててほしい。

5.失敗しないために

ライター選びに慎重になるということですね。ライターとしてちゃんと収入を得られてるのって本当に一握りだと思いますが、それだけ舐めてる人が多いと思います。

可能な限り過去の実績を確認して冷静に判断することです。

あと、誤字脱字系の修正はこっちでやる、ということは先に伝えておきましょう。指摘箇所が多ければ多いほどそれの再レビューに時間がかかりますから、文章の質に関する注意はもちろんですが、自分が相手する時間も抑えるようにしましょう。

企業とかでやってる人はいいんですけどね、個人がやるにはそういうポイントも考慮せざるを得なくなります。 他者に記事を依頼するにあたって、その人のライター力をこちらが育ててやるという考えもあったのですが、あまりにあまりということもあり辞めてしまいました。

6.おわりに

最近思ってるのは、知識のある方に材料だけもらってあとは自分で文章を作るという方法です。

私のこだわりに「実感の伴った文章を提供したい」というのがあったので、フルートにはフルートの経験がある方、ホルンにはホルンの経験がある方、というのをこだわってきましたが、たぶん読む側にはあまり関係ありませんよね~。

こっち側のエゴです。

簡単に稼げる方法ってないんですね。ガックシ。

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