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走っちゃう症状を解決する練習法

読了:約1分

対象:走っちゃう方、走るときの対処法がわからない方

これなしってのはどう?

ルカちゃん!ちゃんと指揮見て!ちょっと走ってる!

あっうん!ん?

どうしたの?

走ってないじゃん!座ってるじゃん!

『走る』ってどういうこと?

走るっていうのはテンポから外れて先走って演奏しちゃうことだね。伴奏よりもメロディにありがちだよ。「走る」とか「突っ込む」って言い回しがあるけど、地域によっては他にも言い方があるかも。

なるほど。じゃあさっきは私だけ周りよりも速いテンポで吹いてしまってたのね。

そうそう。だんだん自分だけ浮いてしまうから音程が悪いとかアタックがキツイとかよりも分かりやすいんだよね。出る杭は打たれるって言うし、ここは周りと足並み揃えてみてよ。

はーい

演奏時の『走る』とはテンポから外れて周りより早く吹いてしまうことです。メロディーによくみられるので、しっかりと指揮を見て足並み揃えて演奏しましょう。自分で気づいた頃にはだいぶ走ってしまっていることが多いです。安心して聴ける演奏にするためにも、ダメな意味で一人だけ目立つプレイはしないようにしましょう。

全部テヌートで吹いてみよう

一回くらいなら口頭の注意で済ませていいけど、何回も続くようなら一度『走らないための練習』を挟んでみようね。

そんな方法あるの?楽器おいて深呼吸するとか?

心を落ち着けるだけじゃダメだよ。実はとっても簡単で、走ってしまう箇所の音符全てにテヌートをつけて演奏してみてよ。

ふむふむ。どうしてテヌートがいいの?スタッカートじゃダメなの?

テヌートっていうのは『音符の長さを十分に保って演奏すること』だったよね。走るっていうのは本来の長さよりも短く吹いてしまうことに原因があるから、ひとつひとつの音符をしっかりと長さを保って演奏するんだよ。だから、こういう↓楽譜があったとしたら・・・

↓こうね!

走ってしまう時は全てテヌートで演奏してみましょう。ひとつひとつの音を指定された長さで演奏することで、意識せずともテンポにカチッとハマります。逆に言うと、これでテンポに忠実に演奏できなければ、勢いに任せてしまっていたノリでたまたま上手くいっていたことが発覚する、ということです。テンポに合わないときに実践して欲しい練習法ではありますが、たまには一つ一つの音を確認するという意味でも取り入れてみてください。

走ってしまう原因

走ってから対処するのもいいんだけど、どういうときに走ってしまうかっていう傾向が分かってると予め注意して臨めるよね。

いいこと言うね。どんなときに走っちゃうか、ルカちゃん分かる?

うーん、難しい楽譜のときに走ってるかな?連符とか。

それもあるよね。難しかったりややこしかったりすると曲に翻弄されちゃうから、走るかもしくは遅れることがあるよ。金管だと高音域が続くと走りやすいってのもあるから気をつけて。

なんで高音域が続くと走るの?

早く終わって欲しいからだよ。あとは、あまりにも高音域に慣れてないと音を出すのに精一杯でテンポが見えなくなる。こういうことにならないためにもハイトーンが得意なプレイヤーにならなきゃね。それから走りやすいパターンってのがあるから紹介しておくよ。これ↓みて。

わかった!細かい音符の後の音符が走りやすくなるんじゃない?怒られたことあるんだけど!!

せいかーい♪細かい音符の後のゆるい音符は走りやすいから注意!!

走りがちなポイントは

・ハイトーンが続く
・ややこしい連符
・細かい音符のあとの長めの音符


・・・などなどです。これらのフレーズに差し掛かった時は指揮をよく見るようにして走らないように注意しましょう。メロディが伴奏から離れて行くととても不安定に聴こえます。すべての音符をおろそかにしないように走りやすいところは何度も何度も反復練習しましょう。

おわりに

走らないでテンポ通りに演奏できるのが一番だけど、ちょっと走ってるのも案外好きだよ、ぼくは。

どうして?

あーこいつら青春してるなって。今まさに走ってるなって思うから。

おっさんみたいなこと言うのね。

テンポを守って聴いてて安心する演奏を目指しましょう。テヌートで演奏してみるメリットは

・テンポに忠実に演奏できる
・ひとつひとつの音を確認できる


の2点です。参考にしてみてください★

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