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希望楽器の選び方と叶わなかったときの考え方

入部したら希望の楽器を担当できるか、ウキウキワクワクドキドキ・・・!第一希望のパートになれる可能性はあまり高くありませんから、賢く希望を出してどの楽器に選ばれてもスッと練習に入れるようにしたいですね。

学校によって適性を見て判断したり、早い者勝ちで決まったり、そのほかの方法で決めたりいろいろですが、4月は毎年残念な想いをする人が続出する。。。みたいです。

もうすぐ、今年入った子たちの楽器が決まるよ。

おー楽しみだね。ちゃんと唾つけておいた?

そんなことしないよ!

それより、今年も全然希望してないパートになる子が出ないか心配だよ。。。

大丈夫だよ。放っておいたら?

そんなこと言って一番心配してるくせに。

1.第一希望と中心に親和性で選ぶ

希望楽器を出す場合は一番やりたい楽器と親和性の高いパートを出してね。

親和性って?

音域とか担当が近しいパートだね。例えば、

  1. アルトサックスとトランペット
  2. チューバとコントラバス
  3. フルートとE♭クラリネット
  4. ファゴットとチューバ
  5. テナーサックスとユーフォ

などなど。雰囲気で分かるっしょ。

っしょ、じゃないよ。希望の楽器じゃなかったら意味なくね?「あー同じメロディ吹いてるけど私が出してるのはあのやりたかった楽器の音色じゃないんだな。。。残念!」ってなるだけじゃん!

甘いよルカちゃん。人生は中学高校を卒業した後も続くんだからさ、ながーい目で考えてみてよ。

あー分かったかも。いつかやりたかった楽器をやることになったとき、入りやすいってわけね。

せいかーい!好きな子に告白してダメだったらその子の親友にアタックしろ、みたいなね。

全然ちげーし!!


希望出すときは音域や役割の近い楽器を選びましょう。(選ぶのがいいと思います!)実は私、サックスをやりたかったけど、トランペットになりました。で、トランペットはそれはそれで楽しいんですけど、サックスをやりたい気持ちもずっとあって、つい先日、近くの音楽教室の体験レッスンで吹いたんですよね。そのとき「トランペットやっててよかたな~」って。「よかたな~」って、思いました。これがチューバとかやってたらまたなかなか経験とのギャップに苦労(?)したところだと思います。


2.希望通りにならなくても無駄にはならない

さっきの続きだけど、頭に入れておいてほしいのは希望通りの楽器になれなくてもこれから重ねていく経験は決して無駄にはならないってことなんだよ。

いいこと言うじゃん。でも音域が近いとか役割が似てるとかそれだけだったら今希望じゃなかった楽器になるのの辛さが勝っちゃうよ。横目で親指加えながらさ、ジーって見るんだよ。やっぱり辛いだけじゃん!

ノンノンノンノン♪楽器を練習する中で身にるけることってたくさんあってさ、例えば音楽のお作法や暗黙のルールがあるよね。

なにそれ?初めて聞いたわよ。

んー・・・なんていうんだろ。ルカちゃん無意識かもしれないけど、「こういうフレーズはこういう風に吹くもの」とか「フォルティッシモって書いてあるけどメゾフォルテで吹く」とかあるでしょ。

ん~まぁ言われたら。。。あるかなぁ。

そういうのって音楽やってたら自然と身についてくるんだけど、これがあるのとないのでは大違いなんだよね。だから希望の楽器になれなくてもこういうお作法を身に着けていったらいつか本当にやりたかった楽器をやるときに役立つんだぜい!

いいこと言うわねぇ。

だからまずは親友の娘と付き合って本命の娘の趣味趣向を聞き出すっていうことができるんだ。

だからすなぁ!!!


例えば野球なら「この場合は1stに投げる」とか、サッカーなら「ここはパスを出さずにドリブルでいったほうがいい」とかあると思うんですよね。てかあるっしょ。音楽も同じようにセオリーやお作法ってものがあります。希望のパートが違ったとしてもそういうものは身に付きますから、しっかりと取り組んでおくと将来的に考えて有益です。


3.大人になってからでも始められる

ここまでの話で何か気付くことない?

ずっと思ってたよ。第一希望の楽器をいつかやる前提で話が進んでるよね。

そうそう。ぼくも中学の頃は相当打ちひしがれたんだけど、第一希望の楽器になれないってそんなに大騒ぎするほどのことじゃなかったのかな~、なんて。

それは言い過ぎだよ!中学/高校ではこれから3年間はお付き合いする楽器を決めるんだから!

ま、そうだけどさ。人生は大人になってからの方が長いってば。音楽の教養だけなんとな~く身につけといたらなんとかなるよ。

大人で始めたら吹くところなくない?

あるよ、全然ある。市民バンドが。それにいろんな年代の人と吹けるしみんな自由なお金をもってるからむしろ中学/高校より楽しいよ。

青春のキラキラした感じがいいんだよぉ!!分かってないわねぇ!!


中高生のうちに先の人生がどうなるかなんてわかりませんからイメージしずらいと思います。でも大人になってからも始められるんだよ!それまでに蓄えてきた経験値は無駄にならないんだよ!ってことを伝えたいんです、私は。希望通りのパートになれなくてもあまり打ちひしがれすぎないようにしましょう。


4.おわりに

これ、よく思うんだけど、サックスやりたくて落ち着いたのがトランペットってめちゃくちゃ贅沢だよね。トランペットも人気楽器だから。

そうよ、先生に感謝しなさい。

今ではどうしてホルンやチューバが人気ないのかわかんないくらい素敵な楽器だけどね。どの楽器もね。

全国の吹奏楽部1年生のみんな!!希望のパートになれなくても大丈夫!音楽はみんなで作るものだし身につくことはたっくさんあるから!やりたくなかった楽器になっても気を落とさないでね!!


私、今26歳なんですが、サックスをやりたいのにやれないことが決まったのが中1の13歳のときです。時間がかかりましたが、こないだサックスを吹いたのが本当に楽しくて・・・!希望パートになれなくても大丈夫です★

追記。28歳になりましたが、気持ち変わってません( `ー´)ノ


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コメント (2件)

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No.1はな
小学5年生からフルートをはじめて中学3年間はフルート・ピッコロを担当していました。しかし、高校に入学するとフルートではなくバスクラリネットを勧められてしまいバスクラリネットの担当になってしまいました。フルート・ピッコロはマイ楽器で教室で習っていた事もあり、とてもショックでした。入部した時はフルートになれると聞いていたのですが、オーディションなどもなく演奏も聞いてもらえずパート変更になりました。ある程度は吹けるようにはなりましたが楽しさがいまいち分かりません。バスクラの経験が短いせいで本来全員参加のコンテストのメンバーにも入れてもらえずもやもやした気持ちになっています。フルートパートの方は正直あまり上手ではなくオーディションをしたら勝てるかなと思ってしまいます。前まではあんなに好きだった吹奏楽も今では自分にって苦痛となってしまいました。吹奏楽の曲を聞いてもフルート・ピッコロの音ばかり聞こえてしまい、バスクラ(低音)の音が全く耳に入って来ないんです。とにかく辛くて、中学の頃に戻りたいです。中学の頃は部長をしていたこともあってか自分の今の現状と無力さに失望しています。でも、音楽は大好きです。アドバイス何かありますか?
長文すみません。ここまで読んでくださった方ありがとうございます。同じような方がいたら幸いです。
2019/07/29(月) 02:38:18
No.2管理人
ちょっと待ってね。2019/07/29(月) 22:35:50

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