日記の書き方を紹介!長続きするコツとポイント
その辺りは ↑こちらを見てもらいたいんですが、新しく始める人がよく陥るのが

なに書いたらいいんだろう・・・

長続きしない~
1.日記が続かない理由は冷めた自分がブレーキをかけるから
日記をやってて良く思うのが、この(ぼくの場合)B5サイズの紙面は自分にとって聖域なんです。自分の聖域、自分だけの領域ですね。
ただ、例えば履歴書や職務経歴書に自分のPRを書くとき、(書いたことがある人は分かると思いますが)

「なに自分をいい風に書いているんだ」
と、もう一人の自分が冷たい視線を向けてくることがあります。
これと似た感じに書いた日記に対してある一言を向けるだけでせっかく赤裸々の想いを綴った紙面もセピア色に色褪せてしまいます。
その一言が
「だからどうした」
です。
日記をしてることを日記してない人へ話したときの反応ややりとりはこちら↓に書いた通りなんですが、やはり「だからどうした」の延長線上に「そもそもなんでかくのよ」って言うのがあると思います。
だから精神面の話になりますが、まずは「日記を書く自分」というのをしっかりと肯定しましょう。
これは日記を書きながら獲得していくものでもあるので、最初は戸惑いながらも「とりあえず手を動かす」ことをおススメします。自分の中でこれまでの自分に反しようとしているストレスがあってもとりあえず動かしてみましょう。
アプリでもノートでもなんでもいいので自分にあった方法で手を動かしましょう。
上記のような傾向は仕事や友達付き合いで自分を過度に演じることが多かったり自分だけの世界に浸る時間を持てなかったりする人に強いと思います。
そういう風に考えると実は日記って文字が書けるなら誰でもできる、というわけでもないんですね。精神的な障壁のクリアが必要になります。
2.メリットや自分にもたらすものを理解しよう
日記の醍醐味って思考の整理と前進(思考・感情の外部保存)、だと私は思っています。
2-1.思考の整理
思考の整理って言うのは文字の通り、考えの交通整理を行うことです。
考え事を頭の中だけで完結させようとするとけっこう同じところを何度も通ったり、迷路に迷い込んだみたいに思考の中で迷子になるんですよね。
でも日記というのはいわばアウトプット(残していく行為)ですから、一度通った道をまた歩むことがなくなります。あったとしても「あれ?さっきも通ったぞ」ということが分かりやすくなります。
2-2.前進(思考・感情の外部保存)
もう一つの前進。
ぼくの中で日記のメリットは上記のような実際に書く過程で得られるものと書いた後にこそ発生する効果の2つに分かれます。先ほどのが前者、今から説明するのが後者です。
日々生きているとある悩みや葛藤がずっと心や頭をグルグルグルグル巡り巡って堂々巡りになることがあると思います。悩みの種が深いほどこの傾向は顕著なのですが、どこかで抜け出すか前進しないといけません。
そんなときに、考えを外部に吐き出して自信のリソースに一部のスペースを作ることは新たな思考・感情の空き容量を作ることと等しいです。
ですので、先ほどの思考の整理では書きだす過程のの中に自身の思考・感情が最適化される、というような説明をしましたが、この2個目のメリットでそれに加えて空き容量を作ることができます。書き出したことをまた読み返すことで一度巡った思考に帰ってくることもできます。
上記以外にもメリットはたくさんあってこちらのページに示しています。
3.最終的には動機やヤル気はいらなくなる 習慣化
いろいろ実質的な効果やメリットを語ってきたのですが、ある程度日記を書くことが日常の一部になると気付いたころには習慣化できています。
ですので、「続かないかも」という気負いが通り越し苦労だったということに気づくでしょう。
私も今でこそ習慣化し生活の一部になりましたが、まだ初期のころに「なぜ日記を書くのか?」と問われたら次のように答えたと思います。
それが必要だから。
精神安定剤としての日記、という側面があったのでお腹が空いたら食事をとったり、もよおしたらお手洗いに駆け込んだりと同じくらいの感覚で筆をとっていました。
なので、日記を書くことに対して無理をすることはないですよと言いたいです。
長く続いていると人は必然性に駆られて始めたことが習慣化したり、それ自体に喜びや楽しみが付随したりしてくるのだと思います。
長く続くのは目的ではなく結果なので日記を書くという行いがストレスにならないようにしましょう。長く続いているのはどちらかというと「快」の感情を自分の中に感じているからです。
ついつい筆を執っちゃうという感じですね。
4.それでも根本的にできない感覚があるという方へ
日記を書くというのは自分が考えてることを紙に(画面に)書き出してそれを見る、ということで自分と向き合うことになります。
これは人によっては結構、酷でして日記を書きたい気持ちはあるけど、なにも文章が出てこないという人はカウンセリングとか受けてもいいのかなと思います。
まぁそこまで悩むなら日記を書く必要もないですし(先ほどストレスにならないようにと述べているので)従来通りの日常でも問題ないと思います。
5.おわりに
ぼくが日記を書き始めた動機や続いた理由が「辛い自分を救うため」というのがあったためどうしてもそういう視点での書き続ける方法となってしまいました。
別に日常が楽しくなくてもこれからに希望がなくても思ったことを書き残せばいいと思います!誕生日や年末など適当なタイミングで読み返すときはやっぱり自分のことをしっかり振り返り「生きてきたんだな」と温かい気持ちで実感できます。
日記を書いているからどうということはないのかもしれませんが、ぼくはとてもいい印象を受けます。
よかったら、書き始めてみてください。