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日記12冊目に入った私が教える日記のメリット

日記をね、18歳の時から書いとるんですがね、もう12冊目にきました。 (今28歳)

自分で言うのもなんだけど、これ、すごくないですか?

いや、よくよく考えると12冊も続くのってぼくがすごいっていうよりは日記そのものの魅力とか力だと思うんですが。その辺、いろいろ気付いたんで、書かせてください。

ついでに日記を書くようになった経緯とかも語らせてください。

これだけスマホとかパソコンが発達しても日記付けてる人がいるんだね!

ね。変態なんじゃないの?

ば、バカなこと言わないの!

1.日記のメリット

日記のメリットから紹介しますね。

1-1.心がスッキリする

日記をつけるという行為は自分との対話ともいえます。

悩みがあるときはよく誰かに話すと少し楽になれると言いますが、それと似たような効果があります。自分の考えや想いをアウトプットすることで思考を整理できます。

誰かに話すことと違い、自分の想いが見える形で残り続ける、というのも日記の強みです。また、誰かに話すとなるとその人の時間をいただくことになりますが、日記は自分一人で完結できます。

「誰かに聞いてもらいたい!・・・でも相手がいない・・・」という場合はカウンセリングがオススメです。

1-2.読み返す楽しみが増える

日記は日々の積み重ねです。一日一日の文章量は少なくても時が経てば結構膨大な量になっています。チリツモ理論ですね(塵も積もれば山となる)

そうなると、時間をかけてじっくりと読み返すこともできるようになります。 例えばですが、あなたは10年前の今日、なにをしてたか覚えているでしょうか。特別な日でもない限り覚えてはいないですよね。

しかし日記がつけてあればその日の出来事や感情をリアルに感じ、思い返すことができます。

懐かしむ楽しみがあります。

1-3.心のメンテナンスに敏感になる

ぼくは調子の良いときも悪いときも日記を書くんですが、調子が悪い時、辛い時、苦しい時、悲しい時の方が圧倒的に文章量は多いです。

やっぱり吐き出すことで楽になれるから、楽になりたいからなんですね。

そういう習慣がついてくると、日常の悩みや葛藤に対して

「あ~そろそろ日記に書いた方がいいな」

となってきます。(最近は毎日つけてるわけでもないので)
私は日記だけでカバーしきれないときはカウンセリングも駆使するくらい心のメンテナンス、チューニングは丁寧に行っています。

ここまで言うと「お前は豆腐メンタルか!」って思われるかもしれませんが(実際そうかもしれませんが)、自分のことは自分で守るというのは当然のことです。恥ずかしくもなんともありません。

1-4.過去/未来への手紙とか気負わず書ける

日記を書く、という習慣がない人は将来の自分に宛てた手紙を書こうって言っても照れや恥じらいがあって難しいと思います。

でも普段から日記を書いているとそういうことが無理なくできます。今、

いや、そもそも未来への手紙とか書かないよ。

って思った人もいると思います。

うん・・・まぁそれは分かる。必要はないよね。

しかしですよ。そういうのが人生の醍醐味かなって思うんです。ぼくは。

若かりし頃の自分の言葉を年老いた自分が読み返す、その中に年を重ねた自分に向けたメッセージがあれば結構微笑ましいんじゃないかなと。

肩ひじ張らなくても日記は毎日の文章それそのものがこれからに宛てた手紙のような意味合いももちます

1-5.困ったときの証拠としても機能するかもしれない

ちょっと悲しい話だけど、いじめやセクハラ、パワハラに遭っているとき、辛い想いや嫌がらせの内容を残しておくと訴えるときやなにか起きたときに証拠として機能するかもしれません。

書きながら涙するかもしれないけど、残しておくことには絶対、意味があります。

2.日記を書き出してから変わったこと

ぼく、もともと日記を書き始めたきっかけって嫌なことがあって、なんとか発散するためにノートに書き殴ったことだったんですよね。

2-1.穏やかでいる時間が増えた

日記を書くようになってからはノートに向かう時間が増えました。

これは当然っちゃ当然だけど、その書くという所作自体が心を落ち着ける効果もあるような気がしてて、つまるところ穏やかな時間が増えたような気がします。

2-2.スッキリしたいときの選択が変わった

あとは、そうですね。
日記を書いてなかったら

「は~せやせや、オナニーしよ」

って場面でも、日記を書いてると

「は~オナ・・・いや、日記書くかぁ」

ってなりますね。

ホントかな・・・、いやキモイよ

2-3.誕生日にすることができた

年を重ねると共に誕生日の楽しみが減ってきました。

わざわざ時間をとって祝ってくれる友達や彼女がいるわけでもないし、実際そんなことされても照れくさく、むずがゆく申し訳ないと思う自分がいます。

友達には「誕生日はハーゲンダッツ食う程度で十分」ってヤツもいます。ぼくはまだ自分用のケーキは買ってます。(一人で寂しく食べるんだけど)

でも日記を始めたことで1年分読み返す、という楽しみができました。これこそが誕生日の過ごし方かなと思います。

年を取ったことを祝うのでどんな取り方をしたのか、それを振り返るのが次の1年への活力にもなります。

2-4.気晴らしの前の棚卸をするようになった

生きてると疲れることや自分にご褒美を与えてやりたいときもあるんですけど、そういうのって衝動的にやると実はほしくなかったものにお金を使っちゃったり、かえって悔いが残ったりということもあるんですよね。

そういうちょっと発散したいな、というときもまず日記に向かい心の棚卸をするようになりました。

日記っていうのはお金もかからないし、だれも巻き込まないし形にも残るので全方位的に良い趣味だと思います。

浪費しちゃうとか、物に当たっちゃうとか、人に迷惑を掛けちゃう、食べ過ぎちゃう人もいる中で日記というのは最良の選択です。もちろん私も食べ過ぎちゃったり程度はあるけど、結局自分に跳ね返ってくるだけで自制できています。

ちょっとお金使っちゃうぞ!っていうときにも憂さ晴らし的な金の使い方ではなく、整理したうえで生産的・建設的な姿勢でお金を使えるんです。

3.日記つけてるって言ったらよくされる質問

主に友達か、あとは街コンや合コンでのシーンですけど「趣味、日記っす」って言ったらちょいちょい掘り下げようとしてくれる人がいます。

そのときによくされる質問を紹介します。

3-1.毎日書いてるの?

日記童貞or日記バージンからすると日記は毎日書くものだ、みたいな思い込みがあるそうです。夏休みの宿題にある絵日記とかが影響しているんでしょうか。

だいたいぼくは「書くことがあるときは毎日でも書く。そんなにないときは1週間空いたりもする」と答えています。

3-2.一回でどれくらい書くの?

これもまま聞かれます。
あんまり意図が分からない質問だけど、「そんなに書くことあるか?」って意味なんですかね。あまり好意的に受け取れない自分がいるけど・・・。

これには「1ページ以上書く日もあるし1行で終わる日もある」と答えています。あとは1日の中でも朝書いて夜にも書く日もあります。

3-3.なにを書いているのか

日記の話をすると日記童貞&日記バージンたちは心のどこかで「私も始めてみよっかな」と思いながら話を聞いてくれるようです。そんなときに飛び出す質問がこれ、「なにを書いているのか」。

これは確かに気になりますよね。実際日記付けてる人の中でも千差万別なんじゃないかと思います。

ぼくは出来事や思考、関心事などなど、なんでも書きます。あ、でも感情が一番多いかな。「夢日記」という言葉があるようになにかに限定してつけている人もいるのでしょう。

始めてみたいけど何を書いたらいいか分からない」という声もよく聞きます。そういう時は「なんでもええねん」って答えてます。

実際ぼくも朝家を出る前に「いってきまーす」の一言だけの日もあります。

それ必要・・・?

3-4.今日帰ったら私のことも書くの?

これね。こっちが「書くよ」って答えたら相手の受け取り方に2つのパターンがあって

私も出演させてくれるんだね!

というhappy目な受け取り方と

え~・・・なに書かれるんだろう

という自分はこの人の中でどう評価されたんだ、という少々の不安を込めた受け取り方に分かれます。

ま、話のネタにもなってやっぱり日記は楽しいですよね~。

4.日記のデメリットっていうか面倒なところ

ぼくはノートに書くスタイルでやってますが、それ故の面倒もあるんですよね。

4-1.検索ができない!

今の時代、検索は基本です。

なにか探したい文言があった時、ペラペラと捲りながらアナログ作業になるのはちょいと面倒です。

しかも部屋片づけのときの漫画みたいに、関係ないところでも手が止まってしまったら読み続けちゃったりします。

4-2.紙が劣化する

紙が劣化するんですわね。こればかりは仕方ないけど、PCやアプリによるデータでの保存にはかなわないところであります。

4-3.レシートとかチケットを挟むと膨らんでいく。

レシートとか映画の半券、チケットを挟んでおくことがたまにあるのですが、これが重なると膨らむんですよね~ノートが。

さっきの紙の劣化もそうだけどとにかくスマートじゃないです。


手書きの日記はスマートじゃない、と述べました。でもPCやアプリの場合、機械トラブルやサーバ側のサービス終了、規約変更など自分の制御できないところでデータを失う可能性があります。

その点で言うと手書きは手書きでいいのかもしれません。確実に自分で管理できます。


でも火事が起きたら一発でアウトだよね。

5.今すぐ日記始めてみませんか!?

手書きの良さをアピールしてきましたけど、ぶっちゃけアプリでもいいと思っています。

というのもぼくがよく直面する不便ポイントとして外出中に思わぬ空き時間ができてカフェで過ごしたりするとき。

あー今日記があれば書くのに!!

と思うことがままあります。そういうことが重なったので、ちょっと出かけるときでも日記を持っていくことが増えました。

でもアプリでつけるならスマホさえあればいいですから。スマホは基本的に忘れませんからね!

というわけで、あなたも始めてみませんか?

6.おわりに

日記が生活に根付き過ぎてもう日記がない生活は考えられなくなっています。

いいこと尽くしなので、是非オススメです。中には「日記書く時間がないよ」って人もいるかもしれませんが、メリットの質量を考えると生活からなにかを削ってでもやる価値のあることだと思います。

ありがとうございました。

私も始めてみよっかな♪

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